連載形式で綴る家づくり進捗報告の第3回「奇跡のような出会い」です。
頭の中にしかなかった家づくりが、初めて外で動き出した、そんな瞬間のお話です。
前回までの家づくりの進捗報告
- 第1回「家づくりプロローグ」
- 第2回「夢が広がる平屋づくり」
第3回「奇跡のような出会い」
一通のメール
いくつか資料を手にした私たちは、どこから見学させて頂こうか?と資料を見ながら検討していました。
そんなとき、あるメーカーからメールが届きました。
オープンハウスがまもなく見学終了になりますと。
しかもそのオープンハウスは平屋だったのです。
そこでメールで見学を申し込みました。
申し込んだのはリアルウッドのD-Concept HIRAYA。
もともと家のことを考えたときに読んだ本の影響もあり、SRC基礎には大変興味がありました。
なので資料も一番最初にリアルウッドに請求したのです。
じゃあ、すぐ資料が届いたか?というと、こちらは資料が届かなかったメーカーだったのです。
だから「ご縁がなかった」側に分類されてしまうはずだったのです。
ところが、ものすごい奇跡的なタイミングでメールを頂いたことで、一番最初にご縁を頂くメーカーとなったのです。
あるはずのなかったご縁が結ばれたことで、運命にも似た感覚に陥りました!
初めての見学
見学希望のメールをしたことで、D-Concept HIRAYAの見学に行くことになりました。
初めての見学ということで、緊張して予定より早く現地に到着。
見学に実際に行く前は、住宅公園みたいないくつものハウスメーカーさんが展示場を出している場所にいくのだろうと思っていました。
実際私の実家を建てる際には、そういった場所に見学にいきました。
ところが今回見学させて頂いたD-Concept HIRAYAはオープンハウス。
そのため見学場所は駅の近くの住宅街でした。
住宅街の一画ということで、場所を見つけることに多少苦戦したものの、無事に到着。
外観はすでにネットで確認済みでしたので、感動はオープンハウスに入ってから始まりました。
初めての見学で一番の収穫は、素敵な担当さんに出会えたこと。
金額のことだったり、自分たちのこだわりをどこまで実現出来るかなど、この段階では分からないことだらけでした。
それでも、最初に出会えた担当さんが、この方で良かったなと、今でも心から思っています。
決して押し付けることなく、まだ家づくりについて分からない私たちに寄り添い、希望にしっかりと耳を傾けてくれる。
そんな担当さんとの出会いは、それだけで奇跡なんじゃないかと思えました。
規格住宅と注文住宅
家を建てるにあたり、最初から注文住宅で建てよう!ということだけは決めていました。
理由はこだわりを色々入れたいからではなく、家を建てる土地の形状の問題。
土地を手に入れて家を建てる訳ではなく、使っていない土地を親から譲り受けて家を建てる訳でもない。
すでに家が建っている場所を更地にして家を建てるのです。
しかも私たちが家を建てようとしている土地は、なかなか条件の厳しい場所でした。
そんなこともあり、最初から土地にあわせて設計してもらおうと考えていたのです。
ところが私が下調べもなしに、平屋の一言に目を奪われて見学に行ってしまったため、最初の見学は規格住宅に。
それでもそこで出会った担当さんとお話をさせて頂くと、リアルウッドではD-Concept HIRAYAだけでなく、ユニバーサルホームとしても平屋を自由設計で建てられると言うことがわかりました。
そしてそこでSRC基礎を用いた床暖房が搭載されていることも。
色々と請求していたので、何がなんだか、どこがどうだったのか分からなくなっていましたが、一番興味のあった工務店と、最初にご縁をいただけていたことが分かったのです。
D-Concept HIRAYA自体は、規格住宅でも大変オシャレ。
実際の坪数よりも広く感じる仕掛けも満載。
住んでみたくなる家でした。
ですが土地の話をしたところ、やはりD-Concept HIRAYAは形状的に建てられないということでした。
そこで次回改めてユニバーサルホームを見学させて頂くことになったのです。
今度はユニバーサルホームですので、規格住宅ではなく注文住宅。
自分たちの土地にあった形状の家でこだわりを詰め込んで建ててもらうことへ、ここで一歩前進出来ました。
一条工務店のやる気
リアルウッドの見学をしている頃の話。
すでに見学の前に、早いメーカーさんは資料を送ってくれていました。
一番に届いたのは三井ホームと一条工務店。
中でも一条工務店はやる気があり、その後も度々資料を送ってくれたりしていました。
そんな中、コロナ禍でもあったため、一条さんから届いたお手紙に、家に居ながら一条工務店の性能を知ることが出来るタブレットを貸し出してくれると書かれて居たのです。
一条工務店は金額的に難しいかな?と思いつつも、性能のことは気になりましたので、彼と相談してタブレットをお借りすることに。
そうしてタブレットの件で連絡したことをキッカケに、一条さんとも連絡を取り合うようになりました。
タブレットをお借りしたあとも、度々郵送で資料などを送ってくださり、大変好印象でした。
資料請求したのに音沙汰もないメーカーもある中、大きなメーカーさんはすごいなと。
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