床暖房が標準装備で、様々なラインナップを取り揃えているユニバーサルホームの見学の感想を評価ポイント、残念ポイントをあげてまとめました。
評価ポイント
実際に見学をさせて頂き評価したくなるポイントをまとめました。
シューズクロークの充実
まずは玄関に入って一番最初のおどろいたのがこれでした。
立派なシューズクロークがあった事。
私の実家は靴箱はありますが、こんな素敵なものがないからです。
初めて実物を見ました。
靴が沢山収納出来るのはもちろんの事、アウターを掛けておくことも出来ます。
出かける時に、いちいちクローゼットにアウターを取りに行く必要がないの事が素晴らしいです。
広さが十分ですので、犬を飼われている方は、犬のお散歩グッズもここに収納出来ます。
赤ちゃんがいる方は、赤ちゃんのペビーカーも収納出来ます。
傘立てもおけますし、なんだったら自転車も収納できそうな広さでした。
収納は多いに越したことはないですが、このシューズクロークは本当に素晴らしいなと思いました。
各部屋に収納が充実
どの部屋にも十分な収納スペースが設けられていた事が魅力的でした。
最初は大丈夫でも、人って暮らしていくうちにものが増えてしまうものですよね。
そんなときにも、これだけの収納スペースがあれば、安心と思える容量に感じました。
うちの旦那さま的には、収納が多いと要らないものを溜め込んでしまうから、必要最低限の収納がいい…との事ですが、女性はものが多くなりがちなので、収納は沢山欲しい方多いのではないでしょうか?
ママに優しい動線
玄関からすぐパントリーに行けるつくりになっていた事が素敵だなって思いました。
買い物から帰ったら、まずそこに収納出来るからです。
更にはそこからキッチンへとつながる動線なのです。
これも素敵じゃありませんか?
お買い物ですぐパントリーに収納出来ても、食材を買うと絶対に冷蔵庫に入れるものも買います。
だからパントリーからキッチンまでが遠いより、ずっと買い物後の仕事が楽になると思います。
例えばお洗濯だったり、こういう買い出しだったり。
一回の作業を見たら、たいした事ないと思える事だったとしても。
その作業は生活の中でずっと続く作業なのです。
家事ってそういうものばかりですよね。
大した事ない作業が、「なにこれすごい楽」と思えるような動線は、これから始まる暮らしの中で、幾度も繰り返すそれをとても楽にしてくれると思うのです。
お子さんの世話に、家事に仕事に。
ママはとっても忙しいのです。
そんなママの忙しさへの労りを感じる作りに感動しました。
床暖房が標準装備
床暖房ありきで家づくりを考えているので、ここは大切なポイントでした。
そして見学の時期は、暖かくなっていて床暖房の電源はオフになっていました。
そんな状態での見学でしたが、意外なことに気づく事が出来ました。
それは暑い日でも床がひんやり気持ちいいという事。
地熱を利用した蓄熱式の床暖房であるためだと思いますが、暑い日も地熱は気温よりずっと低いんですよね。
そのためその地熱が伝わるお陰で、床に冷水を流している訳ではないのに、少しひんやり気持ちいいように感じる事が出来るようです。
ひんやり感に関しては、個人の感覚による所が大きいので、気になる方は見学にいって床の感触やひんやり感を感じてみてください。
メーターモジュールである事
家を作る際に採用されるモジュールは、メーターモジュールと尺モジュールとあるそうです。
ユニバーサルホームではメーターモジュールを採用。
この違いはどうなるのか?というと、廊下や階段が広くなったり、お風呂やトイレが少し大きく感じる作りになるそうです。
実際私の家は尺モジュールで建てられているのですが、階段の幅の違いに驚きました。
尺モジュールの我が家では、大きなバッグを肩から下げて通る場合、体の前に持ってきて当たらないようにしなければならないのですが、メーターモジュールの広さならばそんな事を気にしなくても大丈夫そうです。
多分数字で表したら少しなんだと思います。
でもその少しが、体感すると意外と大きく感じるものでした。
残念ポイント
実際に見学をさせて頂き残念かな?と思ったポイントをまとめました。
収納はスペースのみ
収納スペースが充実していて素晴らしいと評価ポイントで書かせて頂きました。
本当に充実していたんです。
でも、我が家もそうなのですが、収納スペースだけなのです。
これ結構うまく使えないんですよね。
私の部屋はかなり広い収納スペースを設けて貰ったのですが、上手に収納出来なくて。
結局スペース程ものを入れられないのです。
沢山のハウスメーカーさんを見学した訳ではありません。
だから全てを知っている訳ではないですが、例えば一条工務店ならば収納スペースだけじゃないんです。
クローゼットならその中に可動式の棚だったり、桐の箪笥が入っていたりするのです。
パントリーもスペースだけあるのではなく、ちゃんと可動式の棚が入っていて、奥まで十分使える作りに標準で対応しているのです。
この辺りが最終的にユニバーサルホームか一条工務店か?となった時、私が強く一条工務店を推してしまった理由にもなっています。
床暖房が一階のみ
ユニバーサルホームは床暖房が標準装備。
けれど全館床暖房ではありません。
一階のみが床暖房の仕様なのです。
ですから、例えば二階建てを検討されている方だと、二階にはなにか別な暖房を考える必要があるかな?という点。
担当の方のお話では、二階への吹き抜けを作る事で、ある程度二階も温められるとの事でした。
ある程度がどこまで温かいのかは分かりませんし、温かさの感じ方個人差があるかと思います。
それでも二階に暖房は不要です!と言い切ってくれる程ではなかったので、やはり暖房は必要になるかな?と感じました。
全体の感想
外壁も魅力的
最終的に一条工務店と契約した訳ですが、ユニバーサルホームととちらがいいか?本当に悩みました。
それくらいいい所がいっぱいありました。
外壁に使っているものもとても評判がよく、メンテナンス性が高かったり、断熱効果が高かったりするようです。
私たちはサーファーズハウス風の家を希望していたので、外壁は板張り風が良かったのです。
実際に建ててないのでどこまで板張り風なのかは分からないものの、板張り風に作ってくれると担当さんが言ってくれていましたし、図面でも板張りに描かれていました。
そういう意味でも、一条工務店より外観の自由度は高いように感じました。
内装のワガママにも柔軟に対応
内装のワガママにも柔軟な対応を見せてくれました。
ただ思った以上に一条工務店がより柔軟な対応だったのです。
私たちが選ばなかった理由は、ユニバーサルホームに悪い点があったからではありません。
自分たちの求めるものが、より多く一条工務店にあるように感じたからです。
価格的な問題も…
価格的な面では、私たちの貰った見積もりを比べた所、一条工務店よりユニバーサルホームの方が高いという結果になりました。
後から追加にならないように…と、いろいろな費用を入れて出してくれていました。
とても親切に建てる人の事を考えてくれています。
それでも最終的にそれに合わせて一条工務店が見積もりを作り直してくれましたが、やっぱり一条工務店の方が安く出来るという結果に。
最後に
住宅情報を取り扱ったサイトの表示では、比較的リーズナブルに建てられるという印象でしたので、価格の面では気になるポイントではあるかな?と思いました。
ただ私たちの場合は平屋だったことも大きいかな?とも思います。
一条工務店は平屋がなぜか安く建てられるのです。
ユニバーサルホームと一条工務店。
床暖房ありきで考えている方は、ここの二社にたどり着くと思います。
立地条件や建てる家の規模によっては、同じ結果にならないこともあると思います。
本気でこの二社で悩まれている方は、この記事をそのまま信じて結論を出さないでください。
ご自身でしっかり両社から見積もりを貰った上でご検討ください。